ゴルフレッスンについて

ゴルフレッスンについて

ゴルフをこれから始める初心者の方やゴルフがなかなか上達しない方は「レッスンを受けてみようかな」と一度はお考えになると思います。

今回のコラムでは、レッスンを検討中の方・既にレッスンを向けている方にも興味を持っていただけるようにティーチングプロとの相性を含めて、ゴルフレッスンについてまとめてみました。ぜひ、最後までお付き合いください。

目次

・ゴルフは習うより慣れろなのか?

ゴルフと言えば、上級者や経験者から誘われて見よう見まねで習得するということも多い。特に現在のシニアゴルファーの中には、そういう経験をされてきた方も多いのではないでしょうか。「止まっているボールを打つんだから大丈夫さ」これもコースへ誘ってくださるゴルフ経験者の先輩方々がよくお使いになる言葉ですね。確かにゴルフは止まっているボールを打つのですが、最大14本ものクラブ(道具)を使用する特殊な競技でもあります。それを見よう見まねで始めるといのは、冷静に考えると現実的ではない、いや無謀だとも言えますよね。誘われるがままコースに出てはみるが、結局150回以上打つことになるなんてことになってしまいます。そうなるとプレー中 何度もコースを走り回ることで集中力もなくなり、もはやゴルフとは言えず芝刈り作業。だから全く楽しくない。

日本女子プロゴルフ協会ティーチングA級プロライセンスを持つ横井友香プロに習うより慣れろについて聞いてみました。

ゴルフは、慣れでうまくなる競技ではないと思います。

まずは体験レッスンを受けることをお勧めします。

ドライバー、フェアウェイウッド、ユーティリティ、アイアン、パターと道具の使い分けから1本のクラブの飛距離を知ること。その上でコースを知り、どのように攻略するかを考える。さらにゴルフ独特のルールやマナーもあります。ですから初心者のうちからレッスンを積極的に受け、スイングの基礎、ラウンドでのマナー等を早い段階で習得することが上達への近道でもあるのです。何よりレッスンを受けてコースへ出た方が、ゴルフをより楽しめるはずです。

・ティーチングロとの相性とは?

いろいろなティーチングプロがいる中でどんな人が自分には合うのだろうか?それは多くのゴルファー、特に初心者の方が持つ不安・課題の1つでもあります。一方、レッスンをするプロにも資格取得者、アスリートとしてプロゴルフツアー経験者など様々なキャリアを持つ方がいます。まずは、体験でティーチングプロにスイングを見てもらうことはとても良いことです。ティーチングプロは数多くのアマチュアゴルファーのスイングを見ているので修正ポイントを見抜くことにすぐれています。指摘された修正ポイントを見直すことにより、上達しやすくなります。その上で、ティーチングプロとの相性を探っていく。

知人のシングルプレイヤーの方(正式には low handicapperハンディキャップが一桁の人)がティーチングプロとの相性についての経験談を聞かせてくれました。

その方は、以前から自宅近くのゴルフスクールに通っていました。ネットで仕切った複数の打席に生徒さん(会員さん)が並んでレッスンを受ける形態のスクールです。そのスクールには、代表(経営者)のティーチングプロと従業員として働くティーチングプロなど複数名のプロたちが在籍、レッスンをしていました。代表のティーチングプロは社会人になってからゴルフを始め、レッスンを受けてティーチングプロの資格を取得された方。一方で従業員として働くティーチングプロの中には幼少期からゴルフを習い始め、学生時代はゴルフ部所属、その後ティーチングプロのライセンスを取得してレッスンを生業とするプロとして活動を続ける方も在籍していました。知人の方は入会当初、代表のティーチングプロによるレッスンを受けていました。レッスン内容は初心者向け。楽しい会話で盛り上げるノリの良いレッスンで雰囲気はとても良いのすが、初心者向けの内容が物足りなかった。今振り返ってみると代表自身が大人になってからゴルフを始めたこともあり、初心者向けとしてはご自身の経験が活かせる一方、上級者へのレッスンになると技量・知識が追いつかない部分もあったのかもしれない。その後、幼少期からゴルフを習ってきたティーチングプロからレッスンを受けるようになるとスイングの課題が明確になり、修正への取り組み方・アドバイスがとても納得ができた。結果的にスコアがすごく良くなった。自分には二人目のティーチングプロとの相性が良かったのだと思うと笑顔で楽しそうに語ってくれました。

このような上級者の体験談からも伺える通り、ティーチングプロとの相性は大切です。自分に合ったティーチングプロと出会えることで、初心者はスコア100切り、中級者は上級者レベルの70台でラウンドすることも夢ではないでしょう。

横井友香プロにレッスンする上で意識している要素について聞いてみると、以下のような回答でした。

常に笑顔があるレッスンを意識しています。楽しく練習すると体も動きやすくなります。ゴルフの本当の楽しさを感じていただきたいと思います。

また、私自身も常に技術向上を意識して空き時間・休日を活用して練習に励んでいます。皆さんと同様に私もゴルフがもっとうまくなりたいです。

・上達を続けるためには良質なレッスン・個人練習が必要

レッスンを受け、練習場では上手くなったと感じ、いざゴルフコースをラウンドするとスコアがレッスンを受ける前より悪くなることはよくあります。
それは下手になったのではなく、まだスイングなどの修正箇所が身についていないことが原因です。ある意味、成長している途中段階とも言えます。

また、頭(記憶)通りに身体は動かせないとも考えられます。
例えば、レッスンで「捻りをもう少し意識しましょう」と言われたとします。レッスン中は何回も打ち直して最適な体をねじる動きに気づきます。しかし、頭(記憶の中)ではねじる動きをイメージできても身体はまだそのイメージ通りには動かせない。その状態でコースに出ると捻りすぎオーバースイングなどでスイングフォームを崩してしまうということが多く見受けられます。

どのような修正箇所もイメージだけで身体が憶えていない状況ではスイングを崩す原因になります。記憶に頼っている間はちょっとしたことで崩れてしまうもの。身体に染みこむまでは本当の意味で上達していない。だからこそ、良質なレッスンと練習が必要になるのです。

ぜひ、自分に合ったティーチングプロと共にレッスンに取り組み、課題修正が身につくまでシミュレーションマシンを使って個室で集中して自主練習を重ねる。その先には、目標スコアをアベレージで出せるようになっている自分がいることは間違いありません。

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