JGFの前にふと考えたこと

2月にあるクラブメーカーの方とお会いする機会があり、その中で話題になったのが新作クラブを毎年開発して新商品売ることについてでした。担当者曰く、毎年新商品を出したとしても買い替えてくれる方減ってきていて、仮に買い替え希望の方であっても値段が下がるタイミングで購入するという流れがルーティンとなっているそうです。

そんな中、毎年新作を発売すること意味を考え直す必要があるのではないかとのことでした。

その話を聞きながら筆者は横浜にあるインドアゴルフ事業者のことを想い出していました。その事業者は、6打席を持つインドアゴルフ施設としてそれなりの規模です。レッスンは、受け放題の上、月額料金はかなり抑えめ。近隣のインドアゴルフ施設と比較しても会費が安いことから入会者は3桁を余裕で上回っていました。月次で見れば黒字なのだろうとお見受けし、感心していたのです。一方で、内訳としてはコーチのギャランティをなるべく低価格としていたことも知人のコーチから聞いていました。コーチ側からレッスン受け放題という仕組みを考えると毎日通ってくる会員が多く、結果的に同じ顔ぶればかりをレッスンすることになり、昨日レッスンした会員にアドバイスしても同じことを伝えることにもなり、コーチ自身のモチベーションが下がるようです。結果的に辞めてしまうコーチも多く、常にコーチ不足が続いていたようです。そんな状況だからか施設の代表は次なる策として中古クラブを仕入れてシャフトフィッティング付きで出張販売する事業を開始。冒頭のメーカーさんのお話の通り、中古品購入には一定の購買層がいるとのことでしたので一定の売上は期待できる。結果的に予想通り売上はあっという間に伸びたそうです。

しばらく時が過ぎたころ、知人のコーチからその施設が閉館したという話を聞きました。どうやら、店舗はコーチが辞めてしまい常にコーチ不足から会員がどんどん辞めてしまったこと。さらに出張クラブ販売は、周辺のユーザーに売りつくしたのか、売り上げが激減。結果的に店舗を閉めることになったとのことでした。

お客様もコーチも十人十色です。ひとりひとりと丁寧に向き合いながら少しづつ会員様を増やしていくこと、そしてコーチともお互いの現状をよく話し合い、相互理解の上で契約を締結して会員様と向き合っていただくことを大切にしていくことしかないのだと、改めて感じた出来事でもありました。

冒頭のクラブメーカーさんのお話にはメーカーとしての切実なメッセージも感じました。新製品をたくさん売りたいのもわかりますし、会社や事業を維持するためにも必要なことだとも理解します。

一方で、クラブを使ってくれる顧客を一人づつ丁寧に増やしていくことも大切なことだと改めて考えた次第です。

今週末は、JGF(https://www.japangolffair.com/)が開催されます。

ゴルフ道具のメーカーさんが華やかにブースを開きます。

皆さん、お誘いあわせの上ご来場ください。
ALGOのコーチ陣(もちろん横井友香プロも)、理学療法士、メンタルコーチも会場へ行きます。

ぜひ、お声かけください。

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